【もう焦らない!】洗えない敷布団におねしょをしてしまった時の対処法
- 1. 洗えない敷布団のお漏らし…放置するとどうなる?
- 2. 【応急処置】おねしょ直後の正しい対処法
- 3. 洗えない敷布団のおねしょ染み・臭いを落とす!
- 4. 【予防が肝心】お漏らしを防ぐための対策
- 5. まとめ|諦めないで!正しい対処法で敷布団を清潔に保ちましょう
1. 洗えない敷布団のお漏らし…放置するとどうなる?
小さなお子さんの場合、夜間の排尿コントロールがまだ完全に発達していないため、おねしょは珍しいことではありません。成長とともに自然に改善していくことが多いです。
しかしながら、おねしょが染みた敷布団を放置してしまうと衛生的な問題を引き起こします。
1-1. 染みや黄ばみの悪化
時間の経過とともに、尿の成分が繊維に深く染み込み、落ちにくい頑固な染みや黄ばみへと変化してしまうので、早期の対処が重要です。
1-2. 嫌な臭いの発生と定着
尿に含まれるアンモニアなどの成分が分解され、独特の嫌な臭いが発生します。放置すると臭いが繊維の奥まで染み込み、なかなか取れなくなってしまいます。
1-3. カビや雑菌の繁殖
水分と栄養分が豊富な状態は、カビや雑菌にとって最適な繁殖環境となります。特に湿気の多い日本では、放置することでカビが繁殖しやすく、アレルギーの原因になることもあります。
1-4. アレルギーの原因になる可能性
繁殖したカビやダニは、アレルギー性鼻炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。寝具は直接肌に触れるものなので、清潔に保つことが大切です。
2. 【応急処置】おねしょ直後の正しい対処法
おねしょに気づいたら、すぐに適切な対応を行うことが、染みや臭いを最小限に抑えるための最初のステップです。
2-1. 慌てずに水分を拭き取る
まずは、焦らずに乾いたタオルやティッシュペーパーなど、吸水性の高いもので、水分を丁寧に吸い取ります。こすらず、上から優しく押さえるように吸い取るのがポイントです。
2-2. 乾いたタオルやティッシュを当てる
水分をある程度吸い取ったら、さらに乾いた清潔なタオルやティッシュペーパーを重ねて当て、残りの水分を吸い取ります。何度か新しいものに変えながら、できるだけ多くの水分を取り除くようにしましょう。
2-3. 新聞紙等で水分を吸い取る
敷布団の下に新聞紙などを敷くことで、裏側への水分の染み込みを防ぐことができます。特に厚手の敷布団の場合は、裏側まで染み込んでしまうことがあるので、忘れずに行いましょう。
3. 洗えない敷布団のおねしょ染み・臭いを落とす!
時間が経ってしまった染みや臭いにも、諦めずに適切な方法で対処しましょう。
おねしょの染み抜きには「クエン酸」がおすすめ。
クエン酸は、尿に含まれるアルカリ性の成分を中和する効果があり染み抜きに役立ちます。
クエン酸水を作る:
- 水 100ml に対してクエン酸 小さじ1/2~1 程度を溶かして、クエン酸水を作る。
- 濃度は染みの程度で調整してね。薄い染みなら薄めに、濃い染みなら少し濃いめに。
塗布:
- 清潔なタオルにクエン酸水を染み込ませて、おねしょの染み部分をトントンと叩くように塗布する。こすらないように注意。
- スプレーボトルがあれば、直接染みに吹き付けてもOK。
しばらく置く:
- そのまま5分程度置いて、クエン酸が染みに浸透するのを待つ。
水拭きと乾燥:
- 濡らして固く絞った清潔なタオルで、クエン酸水を丁寧に拭き取る。
- 最後に、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させる。
上記の方法を試しても落ちない頑固な染みや取れない臭いには、無理せず専門の布団クリーニング業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、素材や汚れの種類に合わせた適切な洗浄方法を持っているので、大切な敷布団をきれいに蘇らせてくれる可能性があります。事前に料金やサービス内容を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
4. 【予防が肝心】お漏らしを防ぐための対策
万が一の事態を防ぐためには、防水シーツやパッドの活用など日頃から対策を講じることが大切です。
防水機能のあるシーツやパッドを敷布団の上に重ねて使用することで、お漏らしによる染み込みを完全に防ぐことができます。吸水性や通気性の良い素材を選ぶと、快適さも損なわれません。
5. まとめ|諦めないで!正しい対処法で敷布団を清潔に保ちましょう
洗えない敷布団のお漏らしは、適切な対処法を知っていれば決して諦める必要はありません。この記事で紹介した方法を参考に、落ち着いて丁寧に対処することで、大切な敷布団を清潔に保ち、快適な睡眠環境を守りましょう。もし、どうしても困った場合は、専門家の力を借りることも考えてみてください。