【ベタベタ寝汗とさよなら】もう寝苦しくない!布団の湿気対策で快適な睡眠を手に入れる

春の訪れとともに、日中は過ごしやすくなりましたが、夜になると寝苦しさを感じることはありませんか?

私は寒がりなので、3月は冬の寝具はそのままに薄めのパジャマに衣替えしましたが、やはり温度調整が難しく、寒いと感じる日もあれば朝には汗でべたべたしていることがあり、寝不足続きです。

気温の変化が激しい時期は寝ている間の温度調整が難しく、特に布団の中の湿気が不快感の原因になっているかもしれません。

花王株式会社の「寝汗に関する実態調査」では54.9%の人が寝汗をかいて不快な時期があると回答しています。

参考:花王株式会社「寝汗に関する実態調査」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001151837.pd

実際に、睡眠中はコップ1杯ほどの汗を書くといわれており、布団内と外の空気の温度の影響で、布団の中は想像以上に湿気が溜まっているのです。

この記事では、季節の変わり目に睡眠中の温度調整が難しくなり、寝汗や湿気で不快感のある方に向けて、布団の湿気対策に焦点を当て、快適な睡眠を手に入れるための具体的な方法をご紹介します。

目次

1.なぜ布団の湿気対策が重要なのか?

布団に湿気が溜まると、様々な問題が発生します。

  • 寝苦しさ、不快感: 湿気によって布団の中の温度と湿度が上昇し、寝苦しさや不快感を感じやすくなります。
  • 寝冷え: 汗をかいた状態で湿気を含んだ布団に包まれていると、体が冷えてしまうことがあります。
  • カビ、ダニの繁殖: 湿気はカビやダニの温床となります。アレルギーや喘息の原因になることも。
  • 布団の寿命低下: 湿気によって布団の素材が劣化し、本来の機能が損なわれることがあります。

これらの問題を解決し、快適な睡眠を得るためには、適切な布団の湿気対策が不可欠なのです。でも安心してください。布団の湿気対策は決して難しいものではありません。今日からできる簡単な方法をいくつかご紹介します!

2.今日からできる布団の湿気対策

2-1. 洗えない生地や洗いにくい大きな布団を定期的に干す

最も基本的な湿気対策の一つは布団を干すことです。干す時間は晴れた日の午前10時から午後3時頃が最適です。布団の種類に合わせて適切な干し方をしましょう。

  • 羊毛布団の場合:風通しの良い日陰で、時々裏返しながら2時間程度干します。
  • 羽毛布団の場合:風通しの良い日陰で、1~2時間程度干します。
  • ポリエステル布団の場合:天日干しでもOKですが、長時間直射日光に当てると生地が傷むことがあるので注意が必要です。

あらかじめ布団を干すスペースの確保や、布団干し竿を用意しておくと、日々の家事に取り入れやすくなります。

2-2. 布団乾燥機を使う

毎回干すのが面倒・・・という方には布団乾燥機を取り入れるのがおすすめです。

布団乾燥機を使えば短時間で楽に布団を乾燥させることができます。天候に左右されずに湿気対策ができるので、毎日忙しい方や花粉症の方にもおすすめです。ダニ対策機能が付いているものを選ぶとより効果的です。

おすすめ布団乾燥機


2-3.機能性布団やケットを使用する

特に夏の寝汗対策には、吸放湿性の高い天然素材や接触冷感の布団やケットなどを使用するのも有効です。

おすすめ機能性寝具


2-4. 除湿シート、除湿マットを活用する

布団と床の間に除湿シートや除湿マットを敷くことで、湿気を吸収し、布団の湿気を軽減できます。シリカゲルタイプやモイスファイン®などの吸湿発熱繊維を使用したものなど、様々な種類があります。

おすすめ除湿シート

2-5. 吸湿性・通気性の高い敷きパッドやシーツを選ぶ

敷きパッドやシーツは、寝ている間に身体や肌との接触面が多く一番湿気が溜まりやすい部分なので、特に吸湿性や通気性の高い素材を選ぶことが重要です。綿や麻などの天然素材は、吸湿性、通気性に優れています。夏場は、吸放湿性の高い素材や接触冷感素材の寝具を選ぶとより快適に過ごせます。

おすすめ敷きパッド


2-6. 寝室の換気をこまめに行う

寝室の窓を空けて空気の入れ替えはしていますか?換気をこまめに行うことで、室内の湿気を逃がし、布団の湿気を軽減できます。特に起床してすぐは部屋の中に湿気が溜まっているので窓を開けて換気する習慣をつけましょう。窓を空けて換気ができない場合は、換気扇や除湿機を活用するのも効果的です。

2-7. 寝汗対策をする

睡眠中の発汗は、誰にでも起こる自然な現象ですが、寝汗が多い場合は、適切な対策が必要です。吸湿性や通気性の良いパジャマを選ぶ、寝る前に水分を摂りすぎない、などの対策を心がけましょう。

おすすめパジャマ

2-8. 寝室の環境を整える

  • 快適な睡眠のためには、寝室の環境を整えることも重要です。
  • 室温は20℃~26℃、湿度は50~60%程度が理想的です。
  • 遮光カーテンで光を遮断しましょう。
  • 静かで落ち着ける環境を整えましょう。

3.布団の湿気対策に関するQ&A

Q1. 布団を干す頻度はどのくらいが目安ですか?
A. 週に1~2回程度が目安です。
Q2. 布団乾燥機は毎日使っても大丈夫ですか?
A. 毎日使用しても問題ありません。寝具によっては乾燥機の温度により機能を損なうことがございますので、取扱説明書や寝具メーカーに確認しましょう。
Q3. 布団のカビを防ぐにはどうすれば良いですか?
A. これまでの説明の通り、湿気対策を徹底することが最も重要です。定期的に布団を干したり、除湿シートや布団乾燥機を活用したりしましょう。
Q4. ダニ対策には何が効果的ですか?
A. 布団乾燥機のダニ対策機能やコインランドリーでの乾燥機などが効果的です。また、定期的に洗濯することも大切です。

快適な睡眠は、布団の湿気対策から

布団の湿気対策は、快適な睡眠を得るための第一歩です。今回ご紹介した方法を参考に、ご自身のライフスタイルや布団の種類に合わせて、最適な湿気対策を見つけてみてください。

布団の湿気をコントロールし、快適な睡眠を手に入れて、毎日を元気に過ごしましょう!