布団が雨でビショ濡れ!?正しい応急処置と簡単お手入れガイド
目次
1.干していた布団が雨に濡れてしまった!
「せっかくのお天気に布団を干したのに、まさかの雨…!」
気持ちの良い青空に誘われて、布団を干したはいいものの、急な雨に降られて布団がびしょ濡れになってしまった…そんな経験、ありませんか?
「また明日干せばいいや」と放置してしまうのはNG!
雨に濡れた布団は、そのままにしておくと様々なトラブルの原因になってしまうんです。
濡れたまま放置すると、カビが発生しやすくなります。カビはアレルギーや喘息の原因になるだけでなく、布団の生地を傷めてしまう可能性も。
また、湿った状態はダニにとっても絶好の住処。
ダニはアレルギーの原因となるだけでなく、刺されると痒みなどの不快な症状を引き起こします。
さらに、雨水には大気中の汚れが含まれている場合があり、布団にシミや臭いがついてしまうことも。
「でも、濡れてしまった布団、どうすればいいの…?」
そんな方のために、次の項目では、雨に濡れてしまった布団の応急処置と、正しいお手入れ方法について詳しく解説していきます。
2.布団が濡れてしまった!すぐにやること
予期せぬ雨で濡れてしまうと、本当にがっかりしますよね。
でも、慌てずに、適切に対応をすれば被害を最小限に抑えることができます。
2-1. 濡れた布団をすぐに取り込む
濡れた状態が長ければ長いほど、カビやダニが発生しやすくなってしまいます。
2-2. 布団の水分をできるだけ取り除く
乾いたタオルで挟むようにして、上から押さえて水分を吸い取らせましょう。
この時、布団を強く叩いたり絞ったりすると、生地や中綿を傷めてしまう原因になるので注意しましょう。
2-3. しっかり乾かす
ある程度水分が取れたら布団を風通しの良い場所に移動させます。
扇風機やサーキュレーターなどを使って、風を当てて乾燥を促しましょう。
エアコンの除湿機能や、コインランドリーの乾燥機を利用するのも一つの手段です。
ただし、乾燥機の使用は布団の種類によっては適さない場合もあるので、事前に布団の素材や洗濯表示を確認するようにしましょう。
このように、万が一布団が濡れてしまった場合は、長時間そのままにせずとにかく早く乾かすことが大切です。
応急処置が終わったら本格的なお手入れをすることが大切です。
次の項目では、布団の素材別の正しいお手入れ方法について詳しく解説していきます。
3.布団の洗い方
3-1. 自宅で洗える?洗濯表示をチェック
ご自宅の洗濯機で洗えるかどうか、布団についている洗濯表示を必ず確認しましょう。
洗濯桶に水が入っているマークがあれば、洗濯機で洗えます。
手洗いマークがあれば、洗濯機は使用せず、手洗いをしましょう。
洗濯不可のマークがついている場合は、自宅で洗濯せず、クリーニングに出すことを検討しましょう。
3-2. 素材別の洗い方と注意点
羽毛布団:
洗濯機で洗えるタイプと洗えないタイプがあります。
洗濯機で洗える場合は、洗濯ネットに入れて、手洗いコースやドライコースで洗いましょう。
乾燥は、風通しの良い場所で陰干しします。
乾燥機を使用する場合は、低温設定にしましょう。
羊毛布団:
基本的には、クリーニングに出すのがおすすめです。
自宅で洗う場合は、中性洗剤を使用し、手洗いで優しく押し洗いします。
乾燥は、風通しの良い日陰で、平干ししましょう。
ポリエステル布団:
洗濯機で洗えるタイプが多いですが、洗濯ネットに入れて、弱水流コースで洗いましょう。
乾燥機を使用する場合は、低温設定にしましょう。
天日干しする場合は、長時間直射日光に当てないように注意が必要です。
少しでも雨が降りそうな日や、干すスペースがない、乾かすのに時間がかかる、すぐに使いたいという方はコインランドリーの乾燥機を利用しましょう。
4.万が一濡れてしまっても安心!洗える布団をご紹介
布団が濡れてしまうのは、雨以外にも寝汗や子どものおねしょなど、様々な要因がありますよね。
万が一に備えて、自宅で手軽に洗える布団に変えてみるのはいかがでしょうか。
4-1. 洗えるおすすめ布団
▶掛け布団・枕・布団カバーが洗える布団セット
▶汚れた面だけを分けて洗える敷き布団
5.まとめ
今回の記事では、布団が雨に濡れてしまった際の対処法から、普段のお手入れ方法、そして万が一に備えた洗える布団の紹介をしました。
布団が濡れてしまった時は、慌てずに適切な応急処置を行うことが大切です。
万が一の事態に備えて、洗える布団を検討してみるのもおすすめです。